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お歯黒 [歴史]

江戸時代結婚が決まるとお歯黒をしましたこれを判元服といい子供ができると眉をそりましたこれを本元服といいましたいずれも既婚の女性の印ですなぜお歯黒をするといえばお歯黒の黒は他の色に染まらないことから心変わりしない貞女の印とされたのである吉原などでは高位の遊女だけがお歯黒をしましたそれは客に対する貞節の印でもありましたお歯黒の原料はウルシ科のヌルデの木の若葉にできる虫こぶで主成分はタンニン酸ですお歯黒水は酢、米のとぎ汁、酒、茶汁などの中に折れた針や錆びた釘などを入れて作ったただし6ヶ月以上たたないといいお歯黒水はできませんこの五倍子粉と沸かしたお歯黒水を交互に歯につけていきますお歯黒は大変くさく渋かったので家人が起きる前につけてつけ終わったら嗽茶碗でうがいしました房ようじの普及など江戸では歯磨きの習慣が定着していたがお歯黒も原料の五倍子粉に含まれるタンニンの効果で歯をひきしめ虫歯や歯槽膿漏の予防に役立ちました
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